「やべぇ、擦ったわ!!」

 タクミ電機工業グループには、福利厚生の一環として快適な環境で社会人デビューすることができる自立支援『ひとり暮らしサポート』というものがあります。具体的には、①新築レベルのアパートを会社で借り上げ、②敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用は全て会社が負担、③新品の家電(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)完備、④高速Wi-Fi完備、⑤家賃の半額以上を会社が補助、⑥インキーして家に入れないときなど困ったときの24H人事レスキューといったフルサポート内容です。さらに何と、このサポートは実家から会社まで通える距離であっても利用することができるんです!つまり、実家の近くでひとり暮らしをすることができるということです!実際に新入社員の半数近くがこのサポートを使って、ひとり暮らしに挑戦してくれています!私もそのうちの一人です(笑)

 さて、今春入社するタクミーズの中には、ひとり暮らしに挑戦したいというS平くんがいたので、我々人事はスケジュールを調整して引越しのサポートにいきました。この日、免許を取得して1週間ほどのS平くんは納車してまだ4日目のSUZUKIジムニー(カスタムされたパールブラックのジムニーはめっちゃカッコいいんです)を運転してきたのです。しかし、みなさんお察しのとおり、やはり事件が起きました。自分の駐車場の場所がわからなかったS平君は、駐車場ではなく敷地を囲うフェンスに沿うように愛車を停めていたのですが、自分の駐車場を教えてもらった後に正しく駐車し直そうと車を動かしました。バック駐車が苦手だというS平くんは、全神経を後方に全集中するあまり、右側にフェンスがあることを忘れ、左右や前方を全く意識することなく、しかもカスタムされたステアリングではハンドルを切っているのか真っすぐなのか判別が難しく、無意識のうちにハンドルを左に切って後退し始めました。当然、車体前方は右側のフェンスに向かって近づいていきます。我々が「危ない!」と叫んで近づいたときには時すでに遅し(泣)右前のフェンダーがフェンスと接触してしまいました(汗)その後、我々が誘導をしてしっかりと駐車をすると、車からは顔色を真っ青にしたSくんが降りてきて「やばい、やっちゃいました、擦っちゃいました・・・」と足をがくがく震わせながら青ざめた表情を浮かべていました。幸いにもボディの損傷具合は、表面をコンパウンドで軽く磨けばタッチアップを使って修復可能な軽傷で済みました。フェンスもどこに傷があるかわからないほどで被害なし。このことをS平くんが、車好きのお父さんに報告したところS平くん以上にショックを受けていたそうです(泣)

 車を擦ってからテンションの低かったS君ですが、午後は北上地区新就職者を祝う会に他のタクミーズと参加しました。そこで、私の上司に「コスリスタ」という称号を与えられるなど事故のことをとことんいじられたおかげか、一周回って自分の持ちネタにしちゃっていました(笑)なにかミスをすると、「やべぇ、擦ったわ!」「また擦ったぁー」と言う度、会場の雰囲気を和ませてくれました。北上地区新就職者を祝う会が終わると、落ち込むS平くんを元気づけようと私の上司がチーズケーキ専門店「フェアリーテイル」に連れて行き、ショーケースごと買ってあげると、「擦ってよかったあ」と大喜びしていました(笑)その後、S平くんは父親とすぐにイエローハットへ向かったそうです。車の傷を治したら、今度は我々が粗目のコンパウンドで心の傷を癒してあげようと思います(笑)