涙、涙また涙!?
11月30日(木)の午後1時過ぎ、私は上司から所用を頼まれたので、車用車に乗って郵便局へ向かいました。そして、その途中に人生で初めて交通事故を起こしてしまいました。
事故の直前、前方車両の後ろにくっついて走っていました。カーブを抜けて見通しがよくなったところで、1度郵便局の位置を確認しようとカーナビに目を向けました。位置の確認が終わり視線を前に向けた瞬間、前方を走っていた車が減速して停車する寸前でした。私も慌ててブレーキをいっぱいに踏みましたが、ギリギリ間に合わず「ドンッ!」という鈍い音が静かな車内に振動と共に響き渡りました。その直後、私はかなり動揺していましたが、何とか冷静さを取り戻し先ずは心から誠心誠意の謝罪を行い、前方車両に搭乗していた運転手と同乗者の負傷状況と車両の破損個所の確認、そして名刺を渡しお互いの連絡先の交換を行いました。その後、上司に報告して指示を受け、警察に連絡しました。上司と警察が到着して改めて謝罪や事故の状況説明を行った後、郵便局に届けられなかった重要書類を上司に託して、落ち込んだ私は細心の注意を払いながら安全運転で会社に戻り、社長に報告をしました。たくさんの方々に迷惑をかけてしまった申し訳なさで泣きそうでしたが、涙を必死にこらえながら勤務時間内は通常どおり業務に専念しました。
時刻は終業時刻の17時を回り、私は事故報告書の作成と事故(自己)分析を上司の指導の下、夜の10時過ぎまで行いました。上司の指導を受け今回の事故は、自分を大切にできていなかったことが原因で起きてしまったという結論に至りました。今ある命は自分一人だけの命ではないということ、そして社会人となりこれまでがんばって成長・進化してきた自分を安売りする事故であったということを痛感し、いかに自分が愚かで未熟な人間だったのかということを思い知り、情けなさと申し訳なさで心がいっぱいになり、涙が溢れ出てきました。さらに、上司から心震えるご指導をたくさんいただき、さらに涙が止めどなく溢れてきました。頬を流れ落ちる涙を拭いながら、これからは自分自身を大切にしていこうという思いが一層強くなりました。
普段なら恥ずかしくて、このようなことは言えませんが、部下を何としてでも守るという強い使命感や責任感を感じることができ、自分も上司みたいに度量が大きく尊敬・信頼できる人間になりたいと強く思いました。今回の一件で上司のことがますます大好きになりましたし、上司や会社に恩返ししていくべく前を向いて職務にまい進していきます!このように、一生ついていきたいと本気で思える上司と一緒に仕事ができる環境に感謝しながら、今月も北東北を回るぞーっ!