危うくππ星人に!?
むかしむかし、ある惑星の極地で人一倍元気な男の子らしい生命体、リクルーター佐藤が誕生しました。リクルーター佐藤は4人兄弟の3番目で、見るものすべてに興味を示すなど好奇心旺盛で、じっとしていることが苦手で宇宙一落ち着きがありませんでした。家族も手を焼くほどの未知の生命体でした。幼少期はとにかく外で遊びたいと言って、目を離すとすぐにUFOから姿を消し、近くの惑星でミステリーサークルを作ったり、ブラックホールに吸い込まれたりとワイルドな日常を送っていました。
そんな幼少期から月日は瞬く間に流れ、先日10月12日に23歳の誕生日を迎えました!そんな私のために上司がわざわざ誕生会を開いてくださり、誕生会には新卒の内定者も参加してお祝いをしてくれました!1軒目はビアレストランで絶品のコース料理と美味しいビールをたくさんいただきました。ライトダウンされた落ち着いた雰囲気の店内は各テーブルが仕切られており、ππ星の工作員から身を隠すには最適な空間でした。
しかし、始めのうちは会話を楽しみながら品格を漂わせながら和やかな雰囲気で飲んでいたのですが、とある儀式によって内定者に地球外生命体が乗り移ってしまいました!その儀式というのは、我々人事が毎日行っている挨拶儀礼なのですが、酔っぱらい内定者もその洗礼を受けたいということで、上手くできるようになるまで何度も何度も練習に付き合ってあげました。しかし、それがよくなかったのかもしれません。何回やってもうまくできない内定者が豹変しました!頭から煙が出始め、ニヤニヤした変態チックな表情に変わり、口からよだれを垂らし、勢いよく両手を前に突き出し謎の手信号『エアーモミモミ』で交信を始めました。恐ろしいことに、ππ星人に取りつかれたのです(恥)
取りつかれてからの会話は、小学生レベルだったのを鮮明に覚えています。さすがにお店の雰囲気に合わないと感じた我々は、取りつかれた内定者の両手を押さえながらお店から出て、とあるバーに向かいました。そこで出てきたおつまみ駄菓子を見るや否や、ππ星人は一人でほとんど全部の駄菓子を食べてしまいました。すると、いつもの愛らしい表情に戻り、エアーモミモミも収まりました(笑)その後、上司おススメのBIG PEATをロックで飲んで満足したように深い深い眠りについたとさ。
私の心もすっかり揉みほぐされた最高の誕生会をありがとうございました!!結局、あの挨拶儀礼はマスターできなかった内定者でした(笑)



