卒業研究発表会in北コン
先日、北上市文化交流センターさくらホールで行われた北上コンピュータ・アカデミーの卒業研究発表会に参加してきました。卒業研究とは、4~8人のグループに分かれ、課題解決を目的として1つのテーマを決め、チームで協力して成果物を作成するプロジェクト学習です。そして今回、我々はタクミ電機工業と新エネルギーシステムの内定者2名の卒研発表を見に行ってきました。
余談ですが、北上コンピュータ・アカデミー(通称、北コン)は私の通っていた学校で、私もちょうど2年前に卒研の発表を行いました。当時の私たちは、北上市をPRして県内外からの観光客を増やしたいと考え、展勝地のPVを作成しました。展勝地といえば桜のイメージが強かったため、展勝地さくら祭りの様子を3Dワールドで作成しました。また、どうせ制作するからにはリアルな展勝地に仕上げたかったため、何度も展勝地に足を運んでオブジェクトや建造物、桜の木などの写真を撮ったり、ウォーキングコースを散歩したり、お弁当を持って行ってピクニックをした思い出があります。今振り返ってみると、いや振り返らずとも半分遊びに行っていたような・・・(笑)しっかり展勝地を満喫した私たちは、学校に戻ってから3DCADやMayaを駆使してオブジェクトの作成をしました。私の作成したオブジェクトの中では、みんなでお弁当を食べたテーブルが一番精巧に制作できた気がします(笑)そして、各々が作成したオブジェクトを3Dワールドに配置して展勝地が完成したのです。
話を戻しますが、内定者は「日商簿記取得率アップに向けた対策システム」や「School Baseに代わる出席管理システム」をチームで協力して作成していました。どちらの研究内容もとても興味深く、しかも完成したシステム(成果物)は後輩や学校へ多くを還元できるすばらしいものでした。また、オーディエンスへのアイコンコンタクトやジェスチャーを織り交ぜながらのプレゼンで、その態度は自信が漲っており堂々としていました。さらに、ポイントをしぼった理路整然とした無駄のないプレゼンでとても聞きやすく、ITに疎い私の上司も前のめりになって「なるほどねえ」と感心しながら発表に聴き入っていました。でもプレゼンが終わるたびに、「〇×△って何のこと?正直ちんぷんかんぷんだった」と、私にこっそり質問してました(笑)専門用語が炸裂するプレゼンを聴いて意味不明なはずの上司ですが、あそこまで前のめりになってまるで理解できているかのように真剣に聴けるところ、私も見習わなければなりません(笑)
また来年も北コンの卒業研究発表会に参加できるように、学校訪問や出前講座、電撃ツアーなどのリクルートイベントを積極的に開催してタクミーズを捕獲します!タクミ電機工業で電気工事AIや電気工事士学習システムを開発したいという北コン生、エントリーお待ちしています!
発表してくれた北コンの2年生のみなさん、お疲れ様でした!!




