梅雨明け宣言!夏到来!

 8月に入り、東北北部もようやく梅雨明けしたと気象庁より発表がありました。平年より5日遅く、昨年より11日遅い梅雨明けで、8月の梅雨明けは11年ぶりだそうです。毎年暑さが増しているように感じますが、今年はパリオリンピックの熱狂的な盛り上がりにより、余計に暑く感じますね(笑)

 さて、みなさん夏といえば何を思い浮かべますか!?夏休み、夏祭り、花火大会、縁日、海水浴、プール、甲子園、夏フェス、お盆など様々な楽しいイベントがありますよね♪他にもスイカ、かき氷、アイスクリーム、ラムネ、そうめん、冷やし中華、きゅうり、トマト、とうもろこしなど美味しい食べ物もたくさんありますよね。上司に「夏といえば?」と問うと、予想どおり「ビール」という回答が返ってきました。上司は夏に限らず年中ビール祭りですけどね(笑)ちなみに、私は真っ先に夏祭りを思い浮かべます。そして、春といえば?と聞かれたら春まつり、秋といえば?と聞かれたら秋まつり、冬といえば?と聞かれたら雪まつりと答えるほど、日本のお祭りが大好きです(笑)お祭りならではのワイワイガヤガヤした雰囲気がいいですよね!ちょうど今、東北の魂が集う「北上みちのく芸能まつり」が北上市内で開催されており、北上を代表する民俗芸能である鬼剣舞など全国各地の民族芸能を楽しむことができます。毎日、鬼を見慣れている私ですが、悪霊退散の念仏踊りをマスターするため足を運んでみようと思います(笑)

 そんな日本有数の芸能祭りと同じ時期に開催されるのが、ニューヨークタイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」にも選ばれた盛岡市の夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」です。お祭り男の私も仕事を上司に押し付けて観に行ってきました。8月1日~4日までの4日間は、踊り手たちが市中心部の通りを練り歩き、まちは熱気にあふれています。パレードのスタートは「ミスさんさ踊り」の5名が先頭で華麗な踊りを披露していました。それに続いて地区や会社、学校などの団体が色鮮やかな浴衣を着て太鼓や笛の音に合わせて「サッコラ、チョイワ、ヤッセ」という掛け声をかけて練り歩きました。パレードを見に来た人たちは、一生懸命踊っている姿を見て拍手をしたり、動画を撮りながら声援を送っていました。私も頑張って踊っている姿をカメラに収めようと必死に人混みの中を搔い潜って撮影しました。子どもから大人まで様々な年代の人が楽しそうに踊っている姿を見て、私の心も太鼓と笛の音に合わせて踊り始めました(笑)盛岡さんさ踊りの臨場感は会場でしか味わえないので、行ったことがない人はぜひ一度は行ってみてほしいと思います!

 盛岡さんさの由来には諸説ありますが、むかし人々を苦しめていた鬼が三ツ石の神様によって退治され、降参の印に誓約の手形を石に残して去ったとき、喜んだ人々が三ツ石のまわりで「さんさ、さんさ」と踊り囃したとされています。来週は、新卒採用選考や会社見学ツアーが予定されているので、タクミーズをしっかり増やして「さんさ、さんさ」と踊り囃して夏休みを迎えたいと思います。そして、ちゃんとご先祖様にも報告したいと思います!

盛岡さんさ踊り