最後の涙は少し違う味がした
AIRA「研修が始まるまでとても緊張していましたが、1日目のペアやグループワーク、そしてスポーツ交流やフィールドワークを通じて親交をさらに深め有意義な時間を過ごすことができました。宿泊先では、みんなで夜ご飯を食べたのですが、社会人のお酒を飲むペースが異常に早く本当に大丈夫なのか?と不安になりましたが、大人の世界を垣間見ることができ楽しかったです。2日目は配属されるチームの先輩タクミーズとグループウェアでチャットをしました。チャットではスムーズに会話をすることができたので、対面したときもコミュニケーションを取れるように頑張ります!」
GENKI「ずっと楽しみにしていた宿泊研修では、自分が成長していくためにはこれから何をしていけばいいのか知ることができました。また、冗談や他愛もない会話で盛り上がることができる仲間が一緒にいると何をしていても楽しいということに気付くことができました。そのため、入社してからは同期や先輩、上司と早く打ち解けて居心地のいい環境を自分から作っていきたいです!」
ITSUKI「社会人として自分達に期待されている役割、仕事に対する心持ち、先輩や上司の方とのコミュニケーションの取り方など、まさに今までの集大成といえる内容でした。研修の中に先輩とチャットをする時間があり、自分は少し硬くし過ぎたかなと思ったのですが、先輩が優しく、ユーモアのある返答をしてくださったので楽しくチャットをすることができました。そのおかげで、入社してから先輩方の下で指導を受けることが今からすごく楽しみです!」
TAKUMI「グループやペアで活動をしていく中で、どんどん仲も深まり楽しく社会人に近づいていくことができました。名刺交換や電話対応、大人の飲みのマナーなど様々なビジネスマナーについて教えていただきとても有意義な時間になりました。特にも大人の宴の楽しさや大変さは身をもって実感しました(笑)今までで一番お酒を飲んだ夕食は忘れません。ぜひ今後も誘ってください!一年目だからできないではなく、どうやったらできるようになるか常に考えながら仕事を覚えていきます!」
RYUKI「今回の研修は、自分たちにとってかけがえのないとても大切な時間となりました。特にも印象に残っているのは、学生気分の抜けず、貴重な時間を無駄にしてしまい、本来得ることができたであろう経験値を無駄にしてしまったとき、次長にしっかりと指導していただきみんなで猛省した場面です。社会人として給料をもらって仕事をする以上、勤務時間には常にお金が発生し無駄にできる時間などありません。今後は今できることを自ら探して、チームに貢献していきたい!」
OURA「社会人のマナーについて知らないことばかりだったので、たくさんの知識を身につけるいい機会となりました。また、スポーツ交流の中では自然と会話をする機会が増え、タクミーズとの距離がグッと縮まったように感じました。自分がどのようにして会社に貢献できるのか、貴重な時間をどのように有効活用していくのか、そのヒントを得ることができたので、これからは自分で考えたり、先輩や上司にいろいろ聞いたりしながら主体的に楽しく仕事をしていきます!」
HINATA「人と話すことが得意ではなかったのですが、オンライン研修や今回の宿泊研修を通してかなりコミュニケーション能力が向上したと感じました。しかし、社会人としての責任を持つ準備がまだできていないということを研修を通して実感しました。これからの社会人生活を有意義なものにするために、挑戦することを心がけたり、先輩や上司からの指示を正しく理解し忘れないように反復や質問をしたり、メモをしっかり取ったりして、いち早く仕事を覚えていきたい!」
MIRAI「今回の宿泊研修がタクミーズ全員での初顔合わせでしたが、半年間のオンライン研修で会話をすることがあったので、初めて会ったとは思えないぐらいとても居心地が良かったです。宿泊先の夕食の際にはお酒の注ぎ方を教えていただきました。2日目の研修では、自分の考え方次第で自分の運命を変えることができるということを教えていただき、これからはポジティブ思考で何事にも挑戦していきたい!」
SHO「オリエンテーションやスポーツ交流でタクミーズとの会話を楽しむことができました。また、PV作成を行っていて撮影の中でいいアイディアを思いつくことができたのでいい作品が作れるように頑張ります。これからは5W3Hや挑戦する勇者の上り階段の10か条を意識をして自発的に日々チャレンジしていきたい!」
今回の宿泊研修はタクミーズ研修の集大成であるとともに、我々人事の集大成の場でもありました。我々は、タクミーズが4月から社会人としていいスタートが切れるように半年間にわたって独自開発したプログラムで研修を行ってきました。研修以外でも個別に指導したり、同じことを口酸っぱく、しつこすぎるくらいに伝えたりしてきました。最初の頃は、「いちいち返信するのめんどくさいから、あとで返信しよう」とか「何回も同じこと言われなくてもわかっているよ!」と思われていたかもしれませんが、我々は社会人としてあるべき姿や考え方を諦めずに伝え続けてきました。その甲斐あってか、研修を積み重ねていくにつれて、タクミーズには少しづつ変化が見られました。これまでは、コミュニケーションが苦手で知らない人と話すことが全くできなかったタクミーズでしたが、宿泊研修ではそのような様子は一切感じられませんでした。これはタクミーズ一人一人が自分の課題に向き合って苦手なコミュニケーションから逃げずに向き合ってきた結果であると思います。また、今まで受け身の姿勢であったタクミーズでしたが、宿泊研修では指示を出さなくても自分から進んで荷物を持ってくれたり、研修の意図を汲み取って自分たちで協力して考えて行動したりと主体的な姿勢が多く見られました。そして、何よりも一人一人が主人公である自覚を持って宿泊研修を全力で楽しんでいるタクミーズの様子を見て、主体性や行動力、協調性も身についてきていると感じました。孵化したばかりのヒヨコですが、よちよち歩きでも必死に前を向いて歩みを進める強さ、何度も転んでは上を向いて立ち上がる逞しさの種を宿したものと確信しています!
入社して1年目で広報から採用、研修までを担当させていただき、1年目からこんなに難しい仕事を本当に自分ができるのかという不安がありました。しかし、タクミーズと一緒に研修を行って必死に頑張ってくれている姿や研修の後に寄せられるコメントを見ると、やりがいや達成感、そして崇高な職務と自分自身に対する誇りをものすごく感じることができました。人の事と書く「人事」の仕事の大変さと、その中にある楽しさや面白さ、気高さなど語りつくせないほどの魅力に気付くことができました。特にも今回の宿泊研修は上司と協力しながら時間をかけて準備をしてきたので、タクミーズの成長を目の当たりにするだけでとても嬉しかったですし、自分も負けずに頑張らなければいけない、そして成長したいという成長エネルギーに満ち溢れたタクミーズを人事・経営管理本部として全力で守りサポートして責任を持って一人前に仕上げていかなければならないと心に誓いました。
最後に、上で紹介したタクミーズ9名からの振り返りコメントでは伏せていましたが、実は研修を終え少し成長したタクミーズから身に余るほどの心のこもった感謝や労いの言葉、そして研修の評価として全員から100点をいただきました。そのコメントを読んでいたら、今までの努力や苦労が報われた気がして、私の努力と成長を称えてくれた上司の隣で自然と涙が溢れ出て止まりませんでした。この一年、数えきれないほどの悔し涙を流してきましたが、最後はこうして嬉し涙で締めくくることができました。新年度はもっと大量の嬉し涙を流せるよう、上司と「師弟同行」・「師弟共励」を合言葉にこれまで以上に汗水垂らしながら「人の事」に一生懸命に仕事をしていきます!