想像力は創造力の源泉である

「人事・経営管理本部、常夏の楽園ハワイに到着!!」
「ただいま、ハワイ!やっぱホームに帰ってくるとホッとするなあ…」
「今回は社長の自家用ジェット機だったから、瞬きしている間に着いちゃいましたね!」

 ということで、今回は何とハワイ州オアフ島からリクルーター日記をお届します!先週の土日に催行した1泊2日ホノルル弾丸ツアーの様子をレポートしちゃいます!!

 到着して専用リムジンで我々がまず向かったのは、ビーチフロントに佇む某5つ星老舗ホテル。そこのビーチを望むテラスで朝陽を浴びながらいただくブレックファーストが絶品だということで世界各地から多くのセレブが訪れるそうです。セレブの仲間入りを果たした我々も至極の逸品をゆっくりと堪能しました。

 続いて我々2人が向かったのは、雄大な景色を一望できハワイのシンボルと称されるダイヤモンドヘッドです。ウィキ様によると、こちらのダイヤモンドヘッドは火山活動で噴出した火山砕屑物が加工の周囲に堆積し丘を形成した火山砕屑丘とのことです。ウィキ様には、いつも勉強させていただいております(笑)我々もワイキキトロリーに乗って登山口まで行きました。登山口から緩やかな傾斜が続いており、はじめのうちは2人とも気持ちよく登っていきました!しかし、登山開始5分で上司が「疲れたあ!もう無理!早くビールが飲みたい!」と弱音を吐いたり駄々をこねたりしとお荷物になり始めました。そこで、私は日本から持ってきたVVFケーブルをリード代わりに上司の首に付けてあげました。その後、30分程で何とか登頂に成功しました(笑)標高232Mのダイヤモンドヘッドですが、そこから一望できるパノラマはどんな名画よりも美しく筆舌に尽くしがたいものがありました。「タンザニアのキリマンジャロに登頂した時を思い出すなあ」と隣で上司がコナビール(ハワイアンビール)を片手にノスタルジーに浸っていました。

 太陽も真上に移動し、我々もいよいよワイキキビーチへと向かいました。本日は貸し切りと言うことで、世界を代表するリゾートビーチを2人占めしてアクティビティを満喫しました。着替えを済ませると、ハワイに行ってきたことが社長にバレちゃうといけないので、日焼け止めを入念に塗って、さらにラッシュガードを着用しました。準備が整うと、一目散に海へと向かい沖の方へ泳いでいく私。ふとビーチを振り返ると、一人寂しそうにビーチに佇む上司。次の瞬間、私は気づいたのです!上司はタイタニックから大海に投げ出された経験があり、それ以来というもの海に入るのが怖いと言っていたことを!私は急いでビーチに戻ると、超人的な肺活量でバナナボートを膨らませて、その上に上司を乗せました。そのバナナボートと私をVVFケーブルで繋いで、私がボートを泳いで引っ張りました。それにしても職場からも持ち出したVVFがこれほどまでにハワイで役に立つとは思いませんでした(笑)少し沖の方に進むと、ホヌ(ウミガメ)が2匹やってきて、我々に背中に乗るように言ってきました。半信半疑の私は、リスクを回避すべくまずは上司だけホヌに預けてみました。ホヌに連れられて上司はワイキキの海深くへと消えていき、数秒後にはすっかり姿が見えなくなってしまいました。恐らく竜宮城に行って、じん爺(人事ぃ)になって戻ってくるだろうと楽観的に考え、私はひとりスキューバダイビングをしてイルカや色鮮やかな魚たちと戯れていました!3時間ほど経ったところで、沖の方から何やら箱のようなものを抱えた上司がサングラスをかけてジェットスキーに乗ってこちらに颯爽と向かってきました。上陸した上司は、その謎の箱を私に差し出し、「翔夢にお土産、開けてごらん」と不敵な笑みを浮かべて言いました。上司の命令は絶対なので、私は恐る恐るその蓋を開けてみると、中から白い煙がモクモクと出てきて、辺り一面が真っ白になり、私は気を失ってしまいました。

 目を覚ますと、浴衣を身に纏い、テーブルを埋め尽くすご馳走を目の前に地酒を楽しんでいました。食事を満喫した後は、硫黄の香りがする温かいビーチに肩まで浸かって、チルしました。社会人になって、もう少しで1年。仕事を含め、いつもこうして最高に楽しい時間を演出してくれる上司に感謝しながら、そっと玉手箱に蓋をしました。

 これからも「人事ぃ」に負けない創造的なリクルーター日記をお届けしていきます!