いじられ窮児
9月5日~9月7日の3日間に渡りインターンシップが行われました。弊社のインターンシップは「テーマ&ミッション型」で行い、毎日異なる現場を駆けまわるドタバタ、ワクワクするジェットコースターのようなインターンシップです。今回は、秋田県立大館桂桜高校の生徒が参加してくれました。参加生徒はインターンシップ1日目から集合時間の1時間前に集合するというやる気に満ち溢れた生徒でした!
初日はオリエンテーションから始まりました。オリエンテーションの中にはクイズ大会があるのですが、高校生はここで「人生のピーク」を迎えました。難問を次々とクリアしていく高校生は「学校のテストではなかなか正解できないんですけどね…」とマスクをしていてもわかるほど照れ笑いしながら話していました(笑)午後は調子に乗ったまま木質バイオマス発電施設で作業を行いました。木くずが大量についたフィルターの掃除や乾燥機からこぼれ落ちた木質チップをほうきと塵取りを使って集め、再度乾燥機に戻す作業を行いました。また、毎日行う点検作業も二重確認するなど、一つ一つの作業を丁寧に行っている様子でした。2日目の住宅設備工事現場では、おじさんスタッフが「愛のあるイジリ」をしてくれたと高校生は嬉しそうに話していました。愛のあるイジリとは、その人の良さを引き出すために行うコミュニケーションスキルの一つだと私は思っています。おじさんスタッフの高度なイジリと優しくわかりやすい指導のギャップに高校生はキュンキュンしたそうで、「愛のあるイジリにはそのような狙いもあったのか。」と私は感心させられました(笑)3日目は歩道融雪設備工事現場で、歩道に流したコンクリートを固める作業やケーブルを引っ張る配線作業をしていました。お兄さんスタッフと協力して声をかけ合いながら、街灯から街灯にケーブルを引っ張っていました。ケーブルを引っ張り終えた合図である「OKです!」という掛け声は1km先にいても聞こえるほどとても元気がありました。また、高校生がいつもの癖で工事現場を走って移動していると「危ないから走るな!」と注意を受けました。現場はグラウンドとは違って通行人がいたり、工事に使う道具があちこちにあり危ないため、走ってはいけないと指導してもらっていました。高校生には現場で走れなかった分、ランニングホームランで思う存分ダイヤモンドを駆け抜けてほしいと思います(笑)
最後に3日間のインターンシップのクロージングを行いました。高校生はインターンシップを通して、少し頼もしくなったように見受けられました。今回のインターンシップで見つかった自分の強みと課題点を高校生と一緒に整理して、3日間のインターンシップは無事に幕を閉じました。
秋季大会ではタクミのヘルメットをかぶって打席に立ってくれることを期待したいです(笑)